今年度、初めて設けられた補助金で「木の香る都市づくり事業」の3次募集が昨年の秋口にあり、あおぞら学童の板倉の工事に申し込んだ。愛知県産材の木工事に対してのものなので板倉創りは有利である。しかし今年度内の工事になるので3月一杯には上棟まで終わらせなければいけない。書類手続きがあるので役所からは3月19日までには上棟を終了させてほしいとの要望が出た。昨年の秋口では図面すら完成していない状況です。そこに尾張旭で行われた全国植樹祭(新天皇の初仕事)の施設の解体された木材を貰い受ける準備も含めての事で一層の手間取りが発生しています。その貰い受け材の建築への盛り込み方やほかの新材の製材への準備。工務店の準備。複雑な木組みのプレカットへの意思伝達。そして現場を期限まで上棟をするというそれこそめまぐるしい時間をこの5か月を過ごしてきました。
一昨日の金曜日に役所の最終現場審査を受け、無事に通り補助金の1000万強の目途がやっとこさつき、このあおぞら学童の板倉創りの工事の一つの山を越すことができました。いろいろと力をくださった方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。