尾張旭市 M様邸

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東海林さんとの出会いのきっかけは?

実は、バスツアーで出会ったんです笑


私たちは、2013年頃から自然素材を使った”木の家”を探し始めました。

木の家にこだわった建築会社さんが集まったとある団体があって、ある日そこのバスツアーに参加したんです。そこで初めて東海林さんとお話をしたんですが、その時は「ここで家をつくろう!」とは思っていませんでした。

その後、尾張旭で土地を決めて、不動産屋さんとやり取りをしていた時に、その会社の取締役の方が「どんな家をつくりたいの?」と聞いてくださり、「木の家」といったら、『板倉の家』をお勧めされたんです。

それなら!って参考程度のつもりで説明会に参加したら、ばったり東海林さんとお会いしたんです!
「あ!バスツアーでお会いましたね!」ってお顔を覚えて下さってもうびっくりしました。
実は、『板倉の家』をご紹介いただいた時は、ログハウスをつくろうって半分決めかけていたんですけど、せっかくだから、、、と話を聞きにいったらの出会いでしたので、これはもう運命かもしれない!って思ったんです。

また、主人の弟が長野県でパン屋を営んでいるんですが、その家も「板倉の家」なんです!「板倉の家良いよ」とは聞いていましたけど、中々見に行く機会が無くて。
しかも、弟の家を建てた工務店さんのところに東海林さんが会いに行って、家を見に行っていたんです。
そしたら、弟の家に「ペチカ」(暖炉)が入っていて、この辺りでこれだけできる人がいないからって、長野からわざわざ職人さんをよんでくださり、私たちの家の暖炉も作ってくれることに。みんなどこかで繋がっている、不思議な縁を感じてしまって、もうこれは運命だ!って勢いでそのまま東海林さんにお願いしました。

家作りでこだわったところは?

まずは、<信楽焼のお風呂場>です。

これは妻のこだわりで、妻はつぼ湯が大好きなんです。

つぼ湯の良さを感じようと思ったらやっぱり陶器のお風呂がいいなって思って探しました。

そうしたら、今は信楽焼きしか無かったんですけど見つけた瞬間は「これ!これ!!」って大興奮。
早速お湯を張って入ってみましたけど、お湯が柔らかくて、やっぱり気持ちよくて。木の良い香りもしてとても気に入っています。

2つ目は<大工さん手作りのキッチン>

私たち夫婦は、料理が大好きなんです。

なので、アイランド型のカウンターをつくってもらいました。

できた料理をすぐ食べれたり、その上にカウンターをつくってこだわりのお酒を沢山並べて、お酒も料理も楽しめる場所にしてもらいました。

3つめは<レンジフード>

私たち夫婦は身長がちょっと高い笑。

普通のフードの高さだと頭を打ってしまうことを相談したら、こんなにもオシャレなレンジフードを探してくださったんです。

中々見たこと無くって、最初赤色で設置したかったんですけど、赤はつくってなかったんです。なので白を入れましたが、すっごくオシャレで変わってますよね。

4つ目は<食材庫とつながる窓>

このガラスはステンドグラス屋さんのものなんです。


ものすっごい種類があって、柄もいろいろあるし、ステンドグラスだから色もいろいろ!
赤・緑・黒とたくさんあって、悩んだ結果すごくいい色が選べたと思います。
私は、食材をたくさん買い込む癖があるので、ステンドグラスも向こう側に食品庫を作ってもらいました。
窓を開けると食品を置けるし出せるのがすごく便利!

そういったキッチン周りにやりたいことをお伝えしたら、すごく便利な土間とテラスを提案してくださいました!

その土間は、食品庫とキッチンをつないでるんですけど、広くて何と言っても動線が便利。

外で家庭菜園もできるし、ヒサシやちいさなスペースがあるのでお茶を楽しむことも出来そうです。土間だから、たくさんの食材を買ってきてもポンと無造作における気兼ねなさ、沢山の収納、使いやすい動線でとても嬉しいです。

メーカーのお仕着せのシステムキッチンではなく、大工さんが住む人に合わせて作ってる手間はすごく大変だったと思います。例えば、キャビネットの大きさ、深さ、高さ。すごく打ち合わせに手間がかかるし綿密な打ち合わせが必要で、キッチンだけでも10センチの厚みになるぐらい設計図をつくってもらいました笑

でもすごく私たちらしいものになりました。

今は週末だけしか住めていませんが、途中になっている外構をつくりながら、外ににつくってもらった石窯でピザも焼いたりして楽しみたいと思っています。

5つ目は<リビングの天井にある格子>

これは、大工さんと盛り上がっちゃって、当初予定になかったものを作ってしまいました。
大工さんが「こんなのあるんですよ」と写真を見せてくれたのがきっかけで、見た瞬間に「私たちもやりたい!」と思ったんです。


そこで、大工さんに組み枠だけ作ってもらって、あとは自分たちで布を買ってつくりました。
途中で布が足りなくなっちゃった時は、「あれ?計算間違えちゃった」って、急遽のれんにしようと思っていた生地を使って作ってつくりました!

6つ目は<玄関の漆喰を自分たちで塗装!>

練習せずに一発本番で塗ったんですが、私は勢いで塗って、あとは几帳面な旦那が仕上げしました。
家づくりをすごく楽しませていただく機会になりました。

まだまだ沢山あり、自分たちの想いが詰まった家がやっと手に入ったなって思っています。

家づくりをお考えの方へのメッセージ

家づくりをしていく中で「いいね」で止まるか、それとも「もっとこうしたら」、「例えばこんなのはどうなんだろう?」って建築会社さんや設計士さんと一緒にやっていくことができるのか。それ次第で完成する住宅が大きく変わると思います。


私たちは「あれもいい、これもいい」と情報をたくさん集めて東海林さんに言ってしまったんですが、それを東海林さんが「これはできるよ」、「これは難しい」と現実的に話してくれて、予算のことも考えてくれて。

東海林さんは設計士さんだから、初めは”敷居が高いんじゃないか”って思ったんです。
でも、たくさん話して、希望を叶えてくれて自分たちの想いに寄り添ってくれて・・・。結果想いがたくさん詰まった家になった。


家を探し始めて13、4年かかったけど、東海林さんに頼んで本当に良かったです。
だから、実は家が建って打ち合わせがなくなった時は寂しかったです笑

「家づくり」は時間も手間もお金もかかってしんどいこともあります。自分達の膨らんだ夢がお金の話で現実的になることもあるけど、それも含めて楽しんだもん勝ちです。

東海林さんは、現実的にできる、できないことをきちんと話してくれるし、お施主さんがどういう思いでこの家を作りたいのかきちんと分かってくれます。
私たちは、実は建売を買って住んでいました。だからこそ大手ハウスメーカーの良い所も悪い所も感じていました。

だからこそ今、作り人の顔がわかる家に住んで、何か不具合が出た時にすぐに相談できる窓口ができてとても嬉しいです。

住宅だけではなく、そういったアフターケアの面でもご縁があって、東海林さんに頼んで本当に良かったなって思っています。

<代表 東海林 修よりメッセージ>

でも、一貫してどうしたら綺麗にみえるのかわかる方でしたので私たちも提案のしがいがありました。
私たちの、”家づくりに沢山関わってほしいな”という想いも伝わった方で、「板倉の家」をつくる為の木を見に、木が生まれた徳島まで行って頂いたり、床の塗りを始めいろんなところにM様夫妻の手が入っています笑


普通のお施主さんは、床の塗りだけなのに、「漆喰や天井の格子のはめ込みをやらせてほしい!」といって来られたのは初めて笑


このセンスは驚きです。


そのこだわりの家づくりにたいする想いが伝わって、1Fのお部屋の天井も大工が独自に「やっていいですか?」ってオリジナルでやってくれた部分もあります。2Fには、暖炉の煙突を取り囲むようにベンチを作り、くつろげる角度を計算して作ってくれたり。

図面を書いたスタッフの予定にはなかったので、私も家を見に来てびっくりしました。
「なんだこれ!すごく良い!」と。
大工さんがお客さんのご希望を聞いて行ったすごいサプライズでした。

こういった大工仕事は、すごく手間を食うのに大工自ら提案してやってくれる。
大工さんが手間をかける家は時間が経った時に、本当に良い家になります。

建築士としてもとてもやりがいのある住宅になりました。

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